子供の頃からサンタクロースを信じた事が無い。
別に「子供の頃からサンタクロースの存在を疑ってた」という訳では無く。
我が家では、親がそもそもサンタクロースの存在をガン無視していたので、信じるキッカケが無かったのである。
物心ついた時から、私に
「今年のクリスマスは、何が欲しい?」
と訊く親であったし、売り場に行って直に買って貰う事もあったので、「クリスマスプレゼントはサンタクロースからの贈り物」では無く、「クリスマスプレゼントは親が買うもの」という認識しか無かった。
なので、「サンタクロースの存在を何歳まで信じていた?」と問われても、「そもそも端から信じた事がない」という、可愛げの無い返答しか出来なかった。
ウチの親が悪いとは思わない。ウチの親からしてみれば、「別に自分たちが信じてもいないものを子供に信じさせる必要が無い」と考えるのは、当然だからである。私もそう思う。
しかし、だからといって信じさせる親を否定もしない。
純真な子供を愛でたい気持ちもわかるからだ。
サンタクロースひとつ取っても、親の持つ価値観によって子育ての仕方が変わる事がよくわかる。
非常に面白い。
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写真は数年前の私。