落語会を開くのは、比較的簡単です。
必ずしも大きなホールで行う必要は無く、私自身、地元の文化センターの和室や会議室、飲食店さんや神社仏閣の社務所や本堂、ショッピングモールの催事場、学校の体育館、マンションなどの集会所、ゲームカフェ、CLUBのダンスフロア、ご自宅のリビングなどなど実に様々な場所で落語会を行なって参りました。
究極的な話をすると、座布団が置けて正座が出来る場所ならば何処でも落語会は可能です。
銭湯(大田区・改正湯さん)にて。
落語会の準備
1. 芸人と会場の確保
芸人に連絡を取り、候補日を何日か挙げて貰い、会場を確保してその結果を芸人に伝えるとスムーズです。
お店を経営されている方が落語会を開く場合は、芸人の確保だけで大丈夫です。
こちらもご参照ください。
落語家を仕事で呼ぶ時、どう呼べばいいのか?
2. 告知
何時何日に落語会を行う事を告知します。チラシを配布したり、ネットで告知をしたり。チラシを近所で貼らせて戴けると、より効果的な告知が出来ます。
告知の期間は一ヶ月以上はあるといいでしょう。
3. 当日
当日は受付をして戴けるとありがたいです。
会場の準備
1. 大きめの会場
高座は1m以上の高さのある、頑丈な台をご用意頂きます。布で覆ったり、登る為の踏み台もあるといいでしょう。
椅子が備え付けじゃない場合は、パイプ椅子などを並べます。椅子の並べ方は芸人によって好みがありますので、芸人に確認して下さい。
2. 座敷の様なフラットな会場の場合
高座は座っている方の肩の高さより高めの台があるとありがたいです。人数が少ない場合は高座が無くてもいけるかも知れません。
落語会を開催するのに必要なもの
・座布団
普通の家庭用のもので結構です。
・高座
状況によりますが、頑丈な机やテーブル、ビールケースなどで代用が可能です。ビールケースの場合、一番上に天板を載せます。台の足を隠すものと上から被せるものと2枚ほど大きめの布があると良いです。
・CDプレーヤーなどの音響機器
出囃子を再生します。芸人によっては自前のものを持参する可能性もありますので、芸人に確認して下さい。
・メクリ台
あれば。無ければメクリ自体無くても大丈夫です。
ちなみに、三遊亭楽天を呼ぶ場合は高座座布団、出囃子の音源(iPhoneとBluetoothスピーカー)、組み立て式メクリ台、赤い布が持参可能です。お気軽にお問い合わせ下さいませ。
三遊亭楽天事務所
info.rakuten3@gmail.com