三遊亭楽天のブログ

五代目圓楽一門会所属の二ツ目、三遊亭小圓楽惣領弟子・三遊亭楽天のブログです。 落語会などの出演情報や趣味の事、日常の事などを適当に呟いて参ります。 宜しくお願い申し上げます。 お仕事のご依頼は info.rakuten3@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さいませ。

新紀元社

らくちゅーぶ#263 『エクリプス・フェイズ』について

今回のらくちゅーぶは、『エクリプス・フェイズ』について。
先日、岡和田晃先生にお誘い戴いて、初めてオンライン・セッションに参加した『エクリプス・フェイズ』がメチャクチャ面白かったので、お勧めしたい! という動画です。

ニコニコ動画

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Role&Roll:エクリプス・フェイズ公式サイト
https://r-r.arclight.co.jp/rpg/eclipsephase/
こちらで体験版もダウンロード出来ます。

エクリプス・フェイズ (Role&Roll RPG)
ロブ・ボイル
新紀元社
2016-06-30




『三遊亭楽天のTRPG落語』出版記念トークショー&サイン会

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2023年3月27日発売の三遊亭楽天・著『三遊亭楽天のTRPG落語』(グループSNE / 新紀元社)の出版を記念して2023年4月2日14時より、イエローサブマリン秋葉原RPGショップにて20名様限定のトークショー&サイン会を開催致します。

当日は落語は行いませんが、三遊亭楽天による書籍に関するトークとご来場者様との交流の場にしたいと思います。
30分間のトークショーの後、サイン会となります。サイン会自体は16時までの予定ですので、万が一トークショーに間に合わない方も参加条件を満たされた方であれば、サイン会にはご参加頂けます。

参加条件は下記の通り。
・イエローサブマリン秋葉原RPGショップにて『三遊亭楽天のTRPG落語』、もしくはマーダーミステリー『優しい死神の席』(グループSNE / cosaic)のご購入(イエローサブマリンの他の店舗でご購入された方は、確認できるレシートを当日ご持参ください)。
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『三遊亭楽天のTRPG落語』

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『優しい死神の席』

既にどちらもネットや他店などでのご購入をされている場合は、イエローサブマリンにてグループSNE関連商品(中古不可)を同等額以上ご購入をお願いします。
・人数制限がございますので、QRコードを読み取って戴いた先の専用お申し込みフォームから必ずお申し込み下さい(イエローサブマリン秋葉原店のみ、店頭でのお申し込みが可能です)。
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3月24日に『三遊亭楽天のTRPG落語』、発売!

僕が小学校高学年の頃に『D&D誌上ライブ ロードス島戦記Ⅱ』と出逢って以来、ずっと大ファンだったグループSNEさんから遂に、本を出して戴く事になりましたっ!
その名も『三遊亭楽天のTRPG落語』!
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グループSNEさんのアナログゲーム専門誌『ウォーロックMAGAZINE』と『GMウォーロック』に跨って連載させて戴いているコラム「三遊亭楽天のTRPG四方山噺」と、先日公開録音落語会を行ったTRPGをモチーフとした改作落語「TRPG落語」である『ドラゴンほめ』、『インスマウス長屋』、『積みゲー幽霊』を速記と付属CDという形で収録!
いやもう、本当に夢の様です!

本書の発売を記念したイベントも開催される予定ですので、是非とも宜しくお願い申し上げます!



らくちゅーぶ#153 GMウォーロックについて

今回のらくちゅーぶは、グループSNEのアナログゲーム専門誌『GMウォーロック』について。
ゲームの紹介記事はもちろんの事、シナリオ、ソロアドベンチャー、漫画、コラム等々、面白い記事が目白押し!
私も「三遊亭楽天のTRPG四方山噺」を連載中ですので、是非ぜひお手に取ってください!

ニコニコ動画

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GMウォーロック VOL.1
グループSNE
新紀元社
2021-04-15


GMウォーロック VOL.2 (2)
グループSNE
2021-07-17


GMウォーロック VOL.3
グループSNE
新紀元社
2021-10-15


GMウォーロックVOL.4 (4)
グループSNE
新紀元社
2022-01-22



僕の好きなTRPGの話。(ソード・ワールドRPG)

中学1年の春、母方の祖父母の家の近所の本屋さんの本棚で見つけた一冊の文庫本。

これが、僕と『ソード・ワールドRPG(SW)』(富士見書房)との出会いだった。

それまでのTRPGはボックスタイプと呼ばれる高額なシステムが多かった。もちろん、『トンネルズ&トロールズ』(教養文庫)の様な文庫タイプもあったが、少数だった。また、海外のTRPGを翻訳したものばかりだった中に、国産かつ文庫という取っ付きやすさのあるTRPGが登場した。
それがSWだった。
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しかも背景世界のフォーセリアは、先行して人気を博していた『ロードス島戦記』(角川文庫)をも含む世界で、ロードス島の読者にとっては非常に身近だった事もあり、瞬く間にSWはその勢力を伸ばしていった。
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追加ルールや背景世界の設定などは『ドラゴンマガジン』(富士見書房)でも連載されていたが、シナリオ集やリプレイにも掲載されており、手に入れやすさは群を抜いていた。
一方でやや枝葉が広がり過ぎた事もあり、全てをフォローするのが大変なシステムにもなっていった。
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基本システムではレベル5までの冒険をカバーしていたが、基本システム発売の翌年の夏には最高レベルである10までをカバーする『ソード・ワールドRPG 上級ルール』(富士見書房)が登場。
後年、繁雑になり過ぎたルールをまとめた『ソード・ワールドRPG 完全版』(富士見書房)が出たり、更なる追加ルールを収めた『ソード・ワールド・サポート』(新紀元社)、フォーセリア最大の大陸であるアレクラストの国々にスポットを当てたワールドガイド『ソード・ワールドRPGツアー』(新紀元社)なども発売された。
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プレイヤーは平均的な能力の「人間」、器用度、敏捷度、知力は高いが、筋力が低くプリースト技能が取得出来ない「エルフ」、筋力、生命力、精神力が高いが、敏捷度が低くソーサラー技能、シャーマン技能が取得出来ない「ドワーフ」、平均的な能力値は高めだが、上限が人間に比べて低い「ハーフエルフ」、器用度、敏捷度、精神力が高いが筋力が著しく低く、ルーン・マスター技能(プリースト技能、ソーサラー技能、シャーマン技能)が取得出来ない「グラスランナー」の5つの種族の中から任意のものを選び、それぞれの種族に準じた決め方で器用度、敏捷度、知力、筋力、生命力、精神力の6つの能力値を決めていく。
技能を経験点を消費して取得する「スキル制」のRPGなので、プレイヤー好みのキャラクターを作れる。技能は武器戦闘に必要な「ファイター技能」、迷宮の探索に役立つ「シーフ技能」、回復や援護系の神聖魔法を使える様になる「プリースト技能」、攻撃や援護、探索に役立つ古代語魔法を使える様になる「ソーサラー技能」、精霊魔法を使える様になる「シャーマン技能」、主に屋外での探索に役立つ「レンジャー技能」、初見のモンスターやアイテムなどを鑑定出来る「セージ技能」、呪歌という特殊な歌を唄える様になる「バード技能」といった「冒険者技能」の他、クラフトマン技能やセイラー技能といった「一般技能」も存在する(冒険者技能は経験点を消費する事で取得出来るのだが、一般技能に関しては高レベルの一般技能を持った師匠の元で修行しないと取得出来ない。この辺りはマスターの裁量によるところが大きい)。

技能によっては装備に制限がある(例えば「シャーマン技能」を使うには、片手が空いていて、金属製の鎧を装備してはいけない、等)ので、全部の技能を満遍なく取るというよりは、自分のキャラクターの能力値に合った、他のプレイヤーの取得していない技能を優先的に取得すると有利になる。

行為判定は基本的に能力値を6で割った「能力値ボーナス」+「技能レベル」を基準値とし、六面体ダイスを2つ振って基準値に足したものが目標値以上に達すれば成功する「上方ロール」となっている(技能を有していない場合は能力値ボーナスすら使えず基準値が0になる為、例えばファイター技能やシーフ技能を持っていないキャラクターは近接戦闘に参加するべきでは無い)。
また、技能の有無に関わらずダイスを振った際にピンゾロ(1のゾロ目)だった場合は有無を言わせず絶対失敗、6ゾロだった場合は絶対成功となる。

武器や攻撃魔法がどれだけのダメージを与えたのか、また鎧がどれだけのダメージを軽減したのかは「レーティング表」によって導き出すので、六面体ダイス2つだけで遊んでいるとは思えないほどの乱数の幅がある。

ルールを覚えるまでは難しく感じるかも知れないが、一度覚えてしまえばいちいちルールブックを開かずとも行為判定が出来る様になるくらい簡単なルールなので、非常に遊びやすいゲームである。

あまりに好き過ぎて、中学の図書室に蔵書のリクエストをして入れて貰った。
放課後の教室で仲間数人とよく遊んだ。またやりたい。
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